浅間山を背景に、自然に囲まれたアート空間『MMoP(モップ)』で過ごすリトリート時間

御代田mmop写真展外観(冬)

御代田を代表する施設、MMoP(モップ)=Miyota Museum of Photographyは地域住民や軽井沢住民が口を揃えて「おしゃれな場所」としておすすめするスポット。名前の通り、フォトミュージアムなので写真展はもちろんのこと、それ以外にもこだわりのライフスタイルショップ、カフェやレストランが併設されており、たっぷり時間をかけて過ごしたい場所です。

ここは雄大な浅間山の麓、豊かな自然に囲まれた衣食住と五感で感じる多様な写真表現が楽しめる場。写真から始まる、
アートにあふれた暮らしの入り口がここにあります。

MMoP公式HPより

今回はそんな素敵な施設、MMoPをご紹介します!

目次

自然溢れるMMoP敷地内では季節ごとに木々の色合いが変わり、美しい景色を楽しみながら過ごすことができます。
MMoP敷地内に足を一歩踏み入れると一気に非日常空間に舞い込んだ感覚になります。
木々の足元にはウッドチップが敷かれ、ゆったりした歩道と空間、そして薄暗くなるとライトアップによって更に雰囲気がアップします。

スタジオキョウリュウショップ

御代田mmopスタジオキョウリュウ外観
エントランス入ってすぐ左手に見える最初のお店Studio Kyoryu Shop

敷地内入ってすぐあるお店、スタジオキョウリュウショップさん。こちらはプロのガーデナーがお勧めするガーデニンググッズやナチュラル系のグッズを販売しています。お庭づくりのプランもされていて、このMMoP敷地内の素敵な自然空間はスタジオキョウリュウさんが手がけているそう。中軽井沢にある複合施設、コモングランズのガーデン造りもされているとのことでした。
ハイセンスなお庭造りにプランを是非お願いしたい、と思った矢先、2024年分はすでに予約でいっぱいだそう。

御代田mmopスタジオキョウリュウ店内
こだわりのガーデニンググッズが置いてあります
御代田mmopスタジオキョウリュウ
落ち葉や枝を使って作ったキャンドル
御代田mmopスタジオ恐竜
自然素材のものが数多く取り揃えられています
御代田mmopスタジオキョウリュウ店内

店内奥はスタジオキョウリュウさんの事務所になっており、お仕事されていました。スタッフの方も感じも良く、色々質問にも答えて下さりじっくり見させて頂きました。自然なものが多く集まってるお店で、心地いい空間でした。

lagom

御代田mmop Lagomエントランス
写真美術館の向かいにあるインテリア・雑貨店

lagomはスウェーデン語で「ほどほど」という意味。スカンジナビアンライフスタイルを提案するお店で、店内には家具やアパレル、雑貨など北欧感満載のショップです。

御代田mmop Lagom
広々とした空間でゆったり見て回れる
御代田mmop Lagom店内
ちょっとした雑貨もカラフルで可愛い

CERCLE plus wine & deli

御代田mmopサークルエントランス
敷地内奥に進むと見えるカフェ・レストラン併設のお店CERCLE

美味しいデリの販売とソムリエが厳選したこだわりのナチュラルワインが揃っています。
他にも生活を彩り豊かにするアイテムが揃っており、一点一点じっくり観察しがいがあります。
調味料やコーヒー豆、キッチンアイテムを中心に、自分のタイプを見つけて行く心踊る時間を楽しめます。

御代田mmopサークル店内
入り口付近にあったテキスタイル
御代田mmopサークル2
奥はワインセラー、手前はワイングラスやグッズが多数揃えてあります
御代田mmopセルクル
定期的にレイアウトや商品が変わりその時の出会いはまさに一期一会のもの
御代田mmopセルクル1
調味料やドレッシングなど。お土産やギフトにも良さそう
御代田mmopセルクルでのランチ
こちらでランチやカフェもできます。席は店内、テラス席どちらもあり
御代田mmop敷地内の様子3
テラス席から見た景色。スペースある空間でのんびり時間を過ごせる

キャボットコーヴ

御代田mmopキャボットコーヴ外観
天気がよく気持ちいい日はテラス席で朝食を
御代田mmopキャボットコーブ入口
早朝からお昼まで営業しているカフェです

朝食を提供するカフェ、キャボットコーヴ。
元々は御代田町の御影用水という自然溢れる森の中にあった人気のお店のご飯がMMoP敷地内で頂けます(※2024年3月現在)。
早朝からオープンしており、少し優雅に朝ごはんを味わいたい時にオススメのスポット。

お昼の12:20がラストオーダーなので、午後にカフェを楽しむ、ということはあいにく出来ませんが、ちょっと早起きしたり、リトリート滞在期間中の朝食やカフェに利用して欲しい場所。

御代田mmopキャボットコーブ店内
店内は光が多く降り注ぎ明るい雰囲気
御代田mmopキャボットコーブテラス
こちらはワンちゃん連れOKのテラス席。冬は寒さ対策もしてくれています
御代田mmopキャボットコーブ店内2
落ち着いた雰囲気のゆったりとした空間
御代田mmopキャボットコーブ朝食メニュー
朝食メニューはボリューミーな内容。パンケーキはふわふわ、料理はとっても美味しい!

こちらの店舗、実はここ地元で有名なKOICHIRO COFFEEというカフェと共有しており、14時以降はKOICHIRO COFFEEさんのカフェに変わっています。丁寧に抽出するハンドドリップにこだわった美味しい珈琲を提供しており、夜20時までオープンしているので、夜遅くにライトアップされたMMoPで至福の一杯に立ち寄るのもいいですね。※月〜水曜日は定休日

御代田mmop_koichirocoffee
美味しい珈琲に合うスイーツや軽食もご用意されています

他にも美味しいワインと熟成肉を味わえるステーキハウスFeu、日常を華やかにする雑貨や小物を販売しているgallery fumotoなど、まだまだ立ち寄れるお店があります。

御代田写真美術館

御代田mmop写真展外観(冬)

そしてMMoPの主役、御代田写真美術館は入場無料で午前9時から17時までオープンしています。※火〜水曜日は定休日

御代田MMoP
夕暮れからのライトアップも素敵な雰囲気です

展示されている写真は、株式会社アマナが所蔵する「アマナコレクション」からセレクトされた約70点。このコレクションは、蜷川実花氏やホンマタカシ氏、森山大道氏など、日本人写真家の作品を中心に、約900点を所蔵しています。今後テーマごとに展示される作品も入れ替える予定です。

GoNAGANO長野県公式観光サイトより

そう、今更ですが、こちらのMMoPは広告を中心としたビジュアル制作やクリエイティブサービスを行う株式会社アマナが運営する複合施設なんです。

御代田mmop写真展内の様子
エントランス入って正面の様子
御代田mmop写真展内の様子2
2階から見下ろした美術館の様子
御代田mmop写真展内の様子3
静かにアートフォトの世界を堪能
御代田mmop写真展内の様子1
これらが全て無料で開放されているとは贅沢

そしてアートフォトの世界を楽しめるのは美術館内だけではなく屋外の空間にも及んでいます。

御代田mmop敷地内の様子2
屋外に展示されたフォト作品の数々
御代田mmop敷地内の様子
自然背景と調和したりコントラストになったり。重ねてみたり、鑑賞方法は自由。

※掲載写真は同じ日のものではなく季節をまたいで撮影しているため、展示作品の内容に齟齬があるものもあります。

写真を通して多様な表現に触れる時間。
物の見方・考え方、捉え方、そして表現方法が様々あることを改めて気付かされる機会になります。

なぜ御代田町にMMoPが生まれたのでしょう?

御代田は年間を通して、デザインやアートを軸に様々なイベントを定期的に開催しています。
アートに対して積極的…!御代田とアートの関係性とは?

それは1960年代頃に東京の第一線で活躍するクリエイター達が御代田町に次々と移住をして、クリエイターのコミュニティを形成した事から始まるそうです。その過去の歴史から今現在もクリエイター達が御代田町へ移住しており、それをきっかけに”アート””デザイン”で御代田の町おこしに取り組む方達もいらっしゃいます。(MIYOTA DESIGN部さんのnote記事より

例えば日本を代表するインダストリアルデザイナーの柳宗理さんなど、名だたるデザイナーやクリエイター達がこの御代田の土地で活動をされていたそうです。デザイナーやクリエイターがこの土地で活動されてきた理由の1つにはやはり自然や景色の素晴らしさ、五感への刺激があったためだと思います。

実例として、東京・蔵前にある人気のセレクトショップSyuRoのオーナーもこの地に惚れ込んで移住したそう。

御代田samnicon
御代田に2023年にオープンしたギャラリースペース・SAMNICON by SyuRo
御代田サムニコン入り口
高感度のこちらのギャラリーには県外からのファンもよく足を運んでいるそう

そんなクリエイター達の感性を刺激し、親しまれてきた御代田町でアートリトリートの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

MMoP(モップ)
住所:長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
TEL:-
アクセス:しなの鉄道御代田駅より徒歩約10分  
営業時間:主に火〜水曜日が定休日ですが、各ショップによって営業時間が異なります。
HP:https://mmop.jp/

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この記事を書いた人

リエゾンのアバター リエゾン かるみこリトリート代表

身と心を軽くするリトリート「かるみこ」代表。30代から定期的にリトリート活動を経て自分らしい快適な生き方を追求してきたリトリート研究人。
リエゾン=liaisonとは「結びつき」や「連絡・連携」を意味し、かるみこ(軽井沢・御代田・小諸)におけるリトリートの場と機会を個人と結び、伝達役として、また自身の本名が「りえ」である事からこの名称で活動。
2023年秋に神奈川県横浜市から家族と共に長野県御代田町に移住。

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